ベルギー王立美術館コレクション
「ベルギー近代絵画のあゆみ」
(9月12日〜11月29日)
損保ジャパン東郷青児美術館
ベルギーについて私はほとんど知りません。チョコレートが美味しいということと、ヨーロッパの国ということくらい(汗)。この国の歴史をたどると、オーストリア領になったり、フランスとかオランダにふくまれてしまったり…独立出来たのは1830年だということも初めて知ったくらいでした。美術的な歴史もそのへんの国々の文化が混ざってきたり、独立したものがあったりで、とても興味深くこの絵画展を見て回ることが出来ました。

今回の「ベルギー近代絵画のあゆみ」19世紀におけるベルギーと隣国フランスの画家の作品約70点が展示されていました。フランスの「印象派」と融合したり、独立したり、画家によっての特徴が面白かったです☆
私が特に気に入ったのは、チラシにも載っていたジェームズ・アンソール(1860〜1949)の「バラの花」(1892 油彩・板 32.5 × 40 )。
アンソールという画家は、薔薇を描いたのはきわめてまれなことだったらしいです。この作品は思っていたよりも小さな絵でしたけれど、そばで見ると花びらの質感とか、透明感ある色使いにとても惹かれました。もともと、このチラシの色に惹かれてこの展覧会に足を運んだようなところもあるんですよね^^
それから、アルベルト・パールソンの「ゲントの夜」(1903 油彩・キャンヴァス 151 × 155 )はしばし足を止めてしまいました。(写真下中央の絵はがきです)

湿気のある空気感漂う作品。そしてほのかな灯りと水面。もともと私は「水」の描かれている作品に目がいきやすいというか、好きみたいなんですけれど、この水と空気の感触に酔わせていただきました。
その他にアンリ・ド・ブラーケレールの「アントウェルペンの水場の内部 」(1883頃油彩・キャンヴァス 72.5× 91 )と「赤い服」(不詳油彩・キャンヴァス 37 × 54 )。プラーケレールは「光」に興味を持って描いていたということで、その光のあたり方などが印象的でした。あとは、今回唯一楽器が描かれていたのが、ヴィレム・パーレルスの「ピアノのある室内」( 1911 油彩・キャンヴァス 60 x 80)。楽器が描かれているというだけで私的には、興味が…(笑)。これらの作品は絵はがきがなくて、とても残念でしたが…。
絵画展は、ウルビーノの「ヴィーナス」展以来だから、ちょうど1年ぶりくらい…?! かなり久々に足を運びましたが、今回は、比較的規模が小さく見て回るには疲れない程度のちょうど良い感じでした。(2年くらい前のモネ展は確か展示数とかとても多くて、大好きなモネだったからしっかり見て回れたようなものだけれど、相当疲労しましたゆえっっっ。体力なさすぎかな…。)
上記の日程が終わると、名古屋会場=12月12日(土)~2010年2月14日(日)松坂屋美術館にて開催されるそうです☆
コメント
げぇ~~じゅつの「秋」ですね(^_^)
ところで「24日」(土)頃は如何でしょうか?(^^;)
ベルギー、同じくチョコレートとワッフルのみしか
連想できませんでした^^;
ゴディバとかね。。。
芸術の秋、素敵です^^
ベルギーと言えば、確か「フランダースの犬」の舞台ですよね。
あとは、ワッフルとかチョコレートとか食べ物しか思い浮かびません(笑)。
実際にこの目でベルギー絵画を見られないのが残念ですが、写真からは、作品の温かい雰囲気や上品さが伝わってくるようです。
美術展なんて素敵ですね!
広告の色に魅かれて・・・っていうのはよくあります。
特に化粧品とか(笑)
ところで、うささんは抽選当たりましたか?
明日お会いできたらいいな^^
こんばんは。
うささんはそうして感性を磨いているのですね。
きっと絵画に触発されて音楽が浮かんでくるんでしょうね。
豊かさって、そういうことかも。
あ、またトム・ジェリを2本とも見ちゃいました。
私もDVDをもっているのですが、その中には無かったです。
僕もベルギーのことはあまりわかりません。知っていることはワインビールやストロベリーワインなど変わったビールがあることと、ムール貝が美味しいことですね。
絵画良いですね。僕も美術館好きです。
>ゆみちゃんセンセン
そですね。げぇ〜〜じゅつの「秋」でふでふ^^
今年は+読書の秋にもしたい感じでございますわ♪(まだ「1Q84」を読み終わっていない私っっっ)
24日(土)了解でございます♪
ゆみちゃんセンセ宅でよろしいでしょうか? 3時頃かな? 宜しくお願いいたします☆(夫は多分仕事かイベントがあったような気がしますので、おそらく一人でうかがいますわん☆)
>mau-mauuさん
ベルギーって国の名前は覚えているけれど、どんな国となると、意外と印象の薄い国ですよね(笑)。
ゴディバもベルギーでしたっけ。
なんだか夏があったのかなかったのかの状態なので、もう9月も終わりにさしかかっているとはとても思えず、いまだに「秋」の訪れはほど遠いような気がしているのですが…。でも、もう「秋」なんですよね。北海道はしっかり「秋」満喫シーズンでしょうか。
>die_katzeさん
ああ、そうでしたか!!>フランダースの犬
それは気付きませんでした。
そしてやっぱり、チョコレートとかワッフルという食べ物の印象が強いですよね〜。私だけじゃなくて、ちょっと安心したりして(笑)。
>作品の温かい雰囲気や上品さが伝わってくるよう
まさにそんな感じですね。上品なイメージの絵が多かったかもしれません。印象派の技法を取り入れている作風もあったりで面白かったです☆
>てあら3号さん
やっぱりありますよね!>広告の色
あと、ジャケ写が素敵で思わず内容を確認せずCDを買いたくなったりとか…(買わずに我慢するけれど、かなりの我慢が必要(笑))。
抽選、当たりました!! 今日お会い出来るのを楽しみにしていますね!!(会社を抜けていくので、ちょっと大変なんだけど)
>sigさん
感性が磨かれているかどうかはわかりませんが、絵画とか写真を見ることは好きなんですよね〜。私は「耳」の人じゃなくて本当は「目」の人じゃないかなって思うことがあります(音楽が向いていなかったというか…)。今は形状よりも「色」に興味がいく感じです。お洋服も色の組み合わせとか、考えるのが好きかもしれません☆
トムとジェリーのDVDをお持ちなんですね♪ 別館ももう1本トムとジェリーを準備しているのですが、どうも調べものの方がうまくいかず…結局中途半端のままアップしてしまいそうです(苦笑)。
>しょうたさん
昨日はおつかれさまでした♪
>ワインビール
>ストロベリーワイン
へぇ〜〜〜。そんなワイン系の飲み物があるんですか。これは試してみたいですね〜^^
ムール貝も美味しいとは知りませんでした。しょうたさんはベルギーは行ったことありますか? あるいはフランスのベルギー寄りとか(笑)。
美術館いいですね。
芸術の秋!って感じで。
絵は好きなのですが、見には行った事がありません。
なるほど、フランダースの犬と言えばルーベンス^^;Aアセアセ
いやはや、一番弱い話しです(><)
ベルギーと云えば、ゴティバとビールしか・・・
思い浮かびませんでした(^^)。
絵画もいいですねえ。
素敵です。
ランランの公開レッスン、行ってみたかったですが、ここを訪れるのが遅かった・・・終わってますね。
うささんのブログは、まめに訪問しないと!
>明さん
美術館、私は1年に1度訪れるかどうかくらいかなぁ。だけど、たまには良いものだと思います。ホントに静かだから、絵に対して集中してみられるというか…。小さな画廊とはまたちょっと違った雰囲気のような気がします♪
>kontentenさん
ルーベンスって街の名前なんですね。画家の名前にもあるかも??
ベルギーって、国の名前としての知名度はそれなりにあるのに、どうして、内容的なものがマイナー系(みな知らない)なんでしょうねぇ(笑)。
>きこじじさん
絵画展たまには良いと思います♪
ラン・ランは公開レッスンの翌日は、お台場のちょっとした広場で無料のミニ・コンサートがあったようです。エイズ募金のキャンペーンみたいな感じで。公開レッスンは結構入場制限が厳しかったようで、多分情報があっても入れるかどうかの確約はなかったみたい。。。紹介したことにちょっと後ろめたさが…。
ベルギー居酒屋はイギリス時代にたまに行っていました。ベルギーには行ったことないけど、その居酒屋のベルギービールの種類はかなり多かった。ベルギーはそんな感じみたいですよ。
>しょうたさん
イギリスには「ベルギー居酒屋」なんてあったんですね。日本にいはそういうのってないのかしら? 今度リサーチ宜しくお願いします(笑)。ベルギービールって確かにきいたことあるし、飲んでみたいですね。というか、某飲みやで飲んだような記憶があるけれど…。味を覚えていません(汗)。