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日比谷花壇さんが提案される「花でたのしむXmas」〜その1:つくりてたちの想い

「リンクシェア・サロン」にて、とても素敵なイベントが開催されました♪ まだ少し早めとはいえ、もう11月も中旬にさしかかります。そろそろクリスマスの準備を始める季節がそこまでやってきていますね♪

今回のサロンはうさの大好きな「日比谷花壇」さんが提案される「Xmasの花贈り」。クリスマス・グッズって見ていて飽きないし、お伝えしたいこともたくさんあるので、3回くらいに分けてレポートしてみたいと思っています(間に別記事が挟まりますが…(笑))。
第1回目は、お花のデザイナーさんによるデモンストレーションの模様。短い時間でしたが、印象に残るとても素敵なお話を伺えたのです。

構図は基礎であり、花をどう使うのかがデザイン

今回デモンストレーションを行ってくださったのは、日比谷花壇・日比谷公園店専属シニアデザイナーの「鈴木誉也(すずき・たかや)」さん。クリスマスを意識したアレンジメントを目の前で実際にやってくださいました。

日比谷花壇シニアデザイナーの鈴木誉也さん

鈴木さんは、日比谷花壇に入社されてから、フラワーデザインの勉強を始められたのだそうです。ブライダルやゲストハウスのフラワーデコレーションを数多く手がけてこられ、現在は、ステージで音楽とのコラボ(音楽に合わせてお花をアレンジしていく!!)イベントなどを始め、活動の幅を拡げられていらっしゃるようです。

 お花の姿を捉え、アレンジメントにどう生かしていくのか…そんなことが言葉の端々からもうかがえました。

「構図は基礎で学ぶことであり、誰もがその通りに作れば美しく配置することが出来ます。そして、花をどう使っていくのかが『デザイン』だと思います。」

鈴木さんの言葉です。なるほどなぁ…と思いました。
さて、そのデモンストレーションの様子ですが、最初の部分だけ動画が撮れました(なんと…メモリ不足ですぐに切れてしまいます…ごめんなさい)ので、まずはご覧くださいませ^^


このアレンジメントは「ジュエル(宝石箱)」という名前がついているそうです。イメージが湧きますね^^

「ジュエル」誕生秘話

鈴木さんに突撃インタビュー(?)させていただいたので皆様にもお裾分けです♪
普段はお客様からのアレンジ注文が多く、出来るだけ意に添ったものをと心がけていらっしゃるのだそうです。が、今回の「ジュエル」を始め、日比谷花壇さんのネット上で販売されているお花のアレンジは、どんな人が買っていかれるのかということは特定出来ない中で作られていらっしゃるわけで…。
と、いうことで最初の質問。

うさ
うさ

どんなイメージを持たれてデザインされていらっしゃるのですか?

鈴木さん
鈴木さん

大きなポイントとしては2つ。
デザイン・トレンド:デザインにはある程度の流行があります。以前はウェディングのブーケ等も含め、大きめにまとめていくのが主流だったのですが、最近はコンパクトなブーケなどがトレンドになっています。コンパクトなアレンジのテクニックの一つに「グルーピング」といって花をかためて配置するという手法もあるのですが、それを有効に「ジュエル」でも取り入れています。
カラー・トレンド:この冬のトレンドカラーの一つはヴァイオレット
これらの情報を勘案して、より多くの方に美しいと感じていただける「商品」としてご提案させていただいています。

うさ
うさ

今回のこの「ジュエル」は、お花をどのように宝石に見立てたのですか?

鈴木さん
鈴木さん

大きなポイントとしては2つです。

デザイン・トレンド:デザインにはある程度の流行があります。以前はウェディングのブーケ等も含め、大きめにまとめていくのが主流だったのですが、最近はコンパクトなブーケなどがトレンドになっています。コンパクトなアレンジのテクニックの一つに「グルーピング」といって花をかためて配置するという手法もあるのですが、それを「ジュエル」でも取り入れています。

カラー・トレンド:この冬のトレンドカラーの一つに「ヴァイオレット」があるのですが、これらの情報を勘案して、より多くの方に美しいと感じていただける「商品」としてご提案させていただいています。

うさ
うさ

商品デザインまでに至る過程みたいなものがあれば教えてくださいますか?

鈴木さん
鈴木さん

「これはとてもシンプルに考えています。」

  1. 宝石箱を作ろう! と考える。
  2. 宝石のイメージを強く出せるお花を選択する。
    ※主役の花の選択・・・今回はヴァイオレットのイングリッシュローズ「ザ・プリンス」とホワイトのバラ「オートクチュール」
  3. 宝石箱のイメージを連想させる器を選択する。
    ※アルミニウム製のスクエアベースを花器として選択しました。
  4. 全体の形状を決定する。(外形)
  5. 2.で選択した主役の花を引き立てるお花を選択する。
    ※今回は2.で選んだ花以外の素材。
    ここでは、同時にお花の配置・配列などのデザイン詳細も考えます。
    ※ただ低く面を揃えて挿すと平坦で面白み=魅力の少ないアレンジになります。
    そこに動きを出す為に、グルーピングや、花の高さを少しずつ変えたり(段付けといいます)、横向きにしてラインを見せる素材をプラスしたりして、動きを付ける事で魅力的なアレンジメントとなります。
  6. 試作&微調整
  7. 完成!!!

なんかちゃんと日本語になっていないような幼い質問になってしまったのですが(大汗)、ちゃんとお答えしてくださいました!

鈴木さん、とても丁寧な回答を、ありがとうございました(深謝)!

お花自身が心地よいように…

お花は全部が上を向いていれば美しいというわけではなく、横向きが美しい物があったり、ちょっとした向きだけでも醸し出す雰囲気は変わってくるのだそうです。この「ジュエル」はまたそんな意味合いから鑑賞してみても、奥深さが伝わってくるのではないでしょうか^^

そして、鈴木さんが大切にされていらっしゃることは、
「お花が心地よくいられるように努力する」
ということなのだそうです。

私のレポートでどれだけ伝えられたかはちょっと謎ですが、すごく素敵なお話でした。

この「ジュエル」は、すでに日比谷公園店では購入出来るそうで、色もこの色だけではなく、「レッド」系や他の色でもリクエストがあれば作ってくださるのだそうですよ♪ ちなみに上記のは「ジュエル」の中のヴァイオレットです。そして、もうまもなく日比谷花壇さんのネットからも購入することが出来るようになるそうです。楽しみですね。(15,750円:価格は2010年11月現在)

「ジュエル」

今日のレポートは「クリスマスの提案」という核心の部分にはまだ触れてはいませんが、こういう作り手さんたちの表情や想いをどうしてもお伝えしたくて取り上げてみました。

先日、同じシニアデザイナーの石井千花さんとお会いした時も感じたことですが、日比谷花壇さんの専属デザイナーさんたちは、皆、「アーティスト」と呼びたくなるような、一人一人がとても素敵な方達なので、また一つ、私は日比谷花壇さんの「ファン」度がレベルアップしたような気がしています^^*

音楽の道にも通じるようなことも、たくさん教わることが出来たイベントでした♪
楽しく素敵な時間をありがとうございました。&ここまで読んでくださった皆さんもありがとうございました♪

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