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香蘭社さんと日比谷花壇さんのコラボ・セミナーを体験

ちょっと前のことになってしまいましたが…^^;(記事アップが遅れました)『花と器のふれあい』というテーマで、香蘭社さんと日比谷花壇さんとのコラボレーション・セミナーがあったので参加してきました。

セミナーが開催されたのは、香蘭社さんの銀座ショールーム2F。1Fがお店になっており、品の良い器が素敵に配置されていました。もちろん、お高い壺などもディスプレイされていたのですが、庶民的な価格の、思わずお家に1セット買って帰りたくなるような食器もたくさん! 少し早めに着いたのでしばらく店内を眺めさせていただいていました。


「香蘭社」さんは、今からおよそ三百年前現在の前身となる磁器の製造を始められ、そのスタイルは、有田焼、有田色の伝統様式を一歩前進させたと評価され、伝統を守りながらも独自のスタイルを確立されていかれた陶器の会社です。
それゆえ、店内の食器たちはみなどこかほっとさせてくれるような温かさで迎えてくれているような…そんな気持ちになりました。中にはサンテグジュペリの「星の王子様」などのキャラクターものの食器も存在するのですが、その色調もとても優しい物です♪

お茶もいただきましたよ。お茶わんがとても綺麗で、しかも口にあてた時にとてもソフトな感触だったんです。きっと角度とか薄さとか(もちろんデザインとか)考えて作られたお茶わんなんでしょうね^^
そんな食器をこの日は存分に使わせていただくことが出来て、更に日比谷花壇さんからもたくさんのお花を使わせていただくことが出来るというこのセミナー。ぜいたくでしょう〜☆ 参加費3,150円は超お得ではないかと思うのです。

講師は、先日の日比谷花壇さんのイベントでデモンストレーションをしてくださった、日比谷花壇シニアデザイナーの鈴木誉也さん。
参加者は私のような全くの初心者もいれば、少しアレンジを習われたという方まで様々だったようですが。
今回のセミナーは家庭で食器を使ってお花を飾るというヒントをたくさん教えていただきました♪
まずは、鈴木さんの作品をごらんくださいませ。


ここまではとても出来そうにはありませんが(笑)、これだけ素敵な食器やお花が揃っていれば…ということで、食器にお花を生ける時のポイントを教えていただきました。
♪動画のBGMはエルガーの「愛の挨拶」です。[ピアノ:ゲオルゲ・ファルケンシュタイン、ヴァイオリン :モード・パウエル、1913年録音](Public Domain classicよりお借りしております。)

アレンジの方法あれこれ

今回は主に3つの手法を教えていただきました。
〈ワイヤーで〉

編み込み途中のもの
鈴木さんのお手製のもの

10本くらいのワイヤーを束ねて外側に折り曲げます。

間をクモの巣のように別のワイヤーで編み込んでいきます。これはかなり根気のいる作業ですが、1つ作っておくとずっと使えるので重宝するのだとか。

右のワイヤーは、コンテスト等にも使われていらっしゃるとか…。ものすごく細かくて「どんだけぇ〜〜」(古過ぎ?)の時間をかけて作られたのか…根気強さを知りました(笑)。

10本くらいのワイヤーを束ねて外側に折り曲げます。間をクモの巣のように別のワイヤーで編み込んでいきます。これはかなり根気のいる作業ですが、1つ作っておくとずっと使えるので重宝するのだとか。写真左は、編み込み途中の物、右は鈴木さんのお手製のもので、コンテスト等にも使われていらっしゃるとか…。ものすごく細かくて「どんだけぇ〜〜」(古過ぎ?)の時間をかけて作られたのか…根気強さを知りました(笑)。

〈まるめて〉
これは画像がなくてごめんなさい。しかも説明を聞いていなかった(希望の作り方でチーム分けされました)ので謎に包まれています(大汗)。が、食器の底にまるめたワイヤーみたいな物を入れることによってお花を固定させることが出来るという感じのものらしいです。もし何らかのルートで正しいことがわかれば追記しますね〜。

〈スパイラル〉

お花を1本1本斜めの同じ角度に重ねていき花束にしていく方法。

今どきの花束の主流はこのやり方なんですって。


●いよいよ実践

いよいよ実践

はさみとエプロンをお借りして、うさは「スパイラル」に挑戦!

しかぁ〜し…! 超不器用で何度もやり直した結果、お花がとてもぐったりしちゃって可哀想な状態に…っっっ!!

花にストレスをかけないということがどれだけテクニックが必要なことなのかを思い知りました。お花さん、苦しい思いをさせてごめんなさい…

それでも! 完成したのがこちらでございます

にゃはは〜〜☆可愛いでしょう〜〜〜☆(自画自賛…)美しい素材は素人が組み合わせても美しくなるものです(笑)。クリスマスをイメージして食器からお花の色合わせまで考えてみました☆

それにしても…スパイラル(左)は超難しかったです。真ん中に来て欲しいお花がいつの間にかはじっこにいってしまったり、画像でもわかると思いますがデコボコですよねっっっ。自分で作ったお花はお土産としてお持ち帰りさせていただき、香蘭社さんからは、使用した食器を…とはさすがにいかず(笑)、別のお皿をいただきましたよん☆

ちなみにその他の参加者の方たちの作品、皆さんレベルが高いですっっっ! っていうか…センスいいですよね〜☆

 参加させていただき、器を選ぶということ、それに見合ったお花を選ぶということ、そして組み合わせて「作り上げていく」という作業。全てがとても楽しかったです。たまには自分でこんな風にアレンジしていくのも良いなあ〜と☆ そして、香蘭社さんにあった食器とまではいかなくても(本当に素敵でした〜)自宅にある食器たちを使ってこれからはもっと身近にお花と戯れてみたいと思ったうさでございました♪

ちなみに、香蘭社さんのセミナーは定期的に開催されているようで、そのたびにテーマが違っています。直近では、

  • 2010年12月2日、松田千香子先生による 「迎春のお花」
     (フラワーアレンジメントの楽しさ)
  • 2010年12月4日 亀井安子先生による 「折形」
     (おくゆかしい日本の文化 心を包む『折形』、
      折形のセミナーとお年玉包みの折形体験)
  • 2010年12月9日 丸山洋子先生による「丸山洋子の正月迎え」
     (テーブルコーディネートとしつらえ) 等々。


詳細は、香蘭社 東京店 銀座ショールームのページを覗いて見てくださいませ☆ その他にも大阪新町店、福岡博多店など各店舗でも開催されているようですよ♪

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