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赤い鶴のマークの飛行機に乗った思い出

2011年3月に、ジャンボジェットの代表格ともいえる「ボーイング747型機」は、全てのフライトを終えて退役するそうです。
なんだか…寂しいような…。

(この写真は、イメージ画像として使用しています。
ジャンボジェットではなさそうですが…夫さんが撮影した飛行機の写真があったので、借りました。)

 

初めて飛行機に乗ったのは…

私が初めて飛行機に乗ったのは、小学6年生の時。当時は赤い鶴のマークだった「JAL」でした。
ある日、父が夕食時に

「旅行に出かけるぞ! 片道は飛行機にも乗れるんだぞぉ〜!」
ってとっても自慢気に鼻の穴をふくらませながら私達に話してくれたんです。
弟と私は大歓声!!
「きゃ〜〜〜〜☆ 飛行機に乗れるのぉ?」
昭和50年(1975年)のお話。

「JAL’s History」というページによると
  • 1951—1960「プロペラ時代」
  • 1961—1970「ジェット時代」
  • 1971—1980「ジャンボ時代」
  • 1981—1990「ハイテク時代」
  • 1991—2000「ネットワーク時代」
  • 2001—2004「メガキャリア時代」

と、なっていました。

そして、国内線でボーイング747型機が就航し始めたのが、1972年8月の東京—沖縄間から始まり、その後1年半くらいで近距離も747型機が登場したのだそうです。

…と、いうことは、私も「ボーイング747型機」に乗っていたんじゃないかな…。うっすらとした記憶を辿っていくと、そんな名前を口ずさんでいた気がしてきました。

(こちらの写真も夫さん撮影)

旅行に出かける前に家で飛行機の時刻表に載っている座席表みたいな紙を真ん中に置き、家族の頭を突き合わせながら、どのへんの席かな…? とか、

父が得意げに
「『機内食をどうぞ!』と言われたら、もらっていいんだからな!」
すると母が
「あら、高いんじゃないの?」と聞くと、
「いや、無料なんだって! 飛行機ってすごいな!」

当時はお茶(ジュース、珈琲等)と、ちょっとしたおやつのような物が国内線でもいただけたんですよね。そんな会話が飛び交うような時代でございました。
【うさ註】その後何度か乗ったけれど、当時は、飲み物は毎回いただけましたが、おやつは出る時と出ない時があると判明しました(笑)。最近は飲み物だけになってしまいましたけれどね…。

当時は北海道に住んでおり、行き先は「熱海」でした。父の職場の関係で安く泊まれる療養所のようなものがあったからなんですけれど、旅行は行きが青函連絡船と寝台車を利用して1泊2日がかりでの移動、帰りに東京の親戚の家によって、横浜に泊まり、飛行機で羽田→千歳というスケジュールでした。ずっと忘れていたかも…この時のこと。本物のスチュワーデスさんに接し、私も将来なりたいな…! なんて思ったっけ…。いろいろな記憶が甦ってきて、ちょっと泣けてきました(笑)。

2回目は一人で飛行機に!

2回目に乗った時のこともうっすらと覚えています。北海道には4年制の音大がないので、私は東京まで受験をしに出てこなければならなかったのです。その前に一度「冬季講習会」というのを受けに東京に来ました。空港までは父が車で送ってくれて、チェックインの手続きもこうやってするんだぞって…。帰りは1人なので、父も不安だったのでしょうね。紙にメモまで書いてくれた記憶があります

北海道のド田舎から、大都会の東京へと向かうのですから、それはそれは大騒ぎでしたよ(笑)。
機内では、飛行機に乗る不安というのはさほどなかったように思います。リラックス出来る雰囲気があったからなんでしょうね。それより何より、その先にあるレッスンの方がもっと不安だったので、楽譜とずっとにらめっこをしていました。

受験の時に弾いたベートーヴェン/ピアノ・ソナタ第26番「告別」の楽譜。けっこうな書き込みをしています。

頭の中で音を思い浮かべながら、指を楽譜の上に這わせて集中…。途中でスチュワーデスさんが、「ピアノを弾かれるんですか? 何かコンクールですか?」と声をかけてくださいました。「あ、いいえ、受験のための講習会を受けに行くんです」「大変ですね。頑張ってくださいね^^」おそらくそんなやりとりだったように思います。

とても優しく微笑んでくださり、すごく安心したような気がしましたし、憧れのスチュワーデスさんとお話出来た! ってテンションがめっちゃ上がった感じでしたね(笑)。かなり純粋な子でしたよね〜〜(爆)。

それもこれもみんなジャンボジェット機の思い出といえるような気がします。そして、ジャンボジェット機といえば、やっぱり数年前まで鶴のマークだった「JAL」ではないでしょうか。今ではほとんど旅行などしない私ですが、こういう飛行機での思い出はやっぱりあるんですよ。

そして、こんな私でさえ、ジャンボジェット機が退役と聞いて、ちょっと寂しく思う気持ちが湧いてきてしまう…。

((c)夫さん)

関係者さんたちは更に更に深いものだと思います…。

JALのHP内に、今回のジャンボジェットの退役に伴い、「ありがとうジャンボ」という特設サイトも公開されています。関わられた方たちのお話や思い出にあふれたページですので、お時間がある方、ジャンボジェットの思い出なら負けないと思われる方はぜひ見に行ってくださいませ♪

ジャンボジェットの退役日をカウントダウンするJAL特製スクリーンセーバーなるものもあるようですよ^^(Win & Mac 版と両方あります♪)

読んでくださったみなさんにもあるのではないでしょうか?
ジャンボジェット機の思い出。よかったら、ぜひ教えてください♪

国内線のご予約は公式ページからどうぞ→ JAL 国内線 JAL 日本航空 国内線航空券

コメント

  1. より:

    飛行機の思い出というと・・・
    酔った記憶ぐらいしか(;´Д`)
    苦手なんですよねw

  2. ゆみちゃん より:

    今の時代「飛行機」は、交通手段としてあたりまえに
    なってしまったけれど、昭和40年代までは「あこがれ」だったわん。
    私のファーストフライトは、まだ返還前の「沖縄」だったような覚えが。
    ところで、JALの「鶴」のマークは、日光東照宮「陽明門」に彫られている「鶴」の姿をマークにしたと、聞いたことがあります。本当か嘘かはわかりませんが・・・・

  3. うさ より:

    >明さん
    あららっっっ。乗り物に弱いんですねっっっ。車や船には酔っても飛行機は大丈夫な私です(笑)。ただ耳がキンキンするのは、耳抜きとか大変で(潜水といっしょよね多分…)、何回乗っても慣れませんけれど。。。

  4. うさ より:

    >ゆみちゃんセンセ
    えっっっっ?! 沖縄返還っていつだっけ? と思わずググってしまった私です。そんな貴重な体験をされていらっしゃったとは〜。(っていうか、返還前でも飛行機が到着出来たっていうこと?)
    >「鶴」のマークは、日光東照宮「陽明門」に彫られている「鶴」の姿
    Wow!! 面白い情報をありがとうございます! 今度もしかするとJALの関係者の方にお会い出来るかもしれないので、その時にぜひ聞いてみたいと思いますわん☆
    …というか、その前に陽明門がどの門なのか、ちゃんと見てからにしよっと(笑)。猫さんやお猿さんのいるところとは違うんですよね?!(っていうレベルの私っっっ)

  5. こうちゃん より:

    鶴丸の復活はうれしいですね。アテンションプリーズ世代なもので。

  6. kontenten より:

    私の生まれて初めてのジャンボは・・・いえいえ、初めて乗る飛行機は
    それは、成田からパリまでのエールフランス・・・いやはや贅沢(w)
    帰りは、当時海外に就航したばかりのANAでした。
    新婚旅行は、これまた日本路線を始めたばかりのデルタ航空
    初めてのJALは、工業団地の旅行でニュージーランド&オーストラリア
    それも、たぶん本家JALでなく下請け会社JAZの飛行機だと・・・
    なので、CAさんは尽く外国人(中国系)でしたので、サービスも今一
    ところが、2008年と去年行ったタイは本物のJAL・・・さすが
    サービスも良かったです・・・ただ、同行して頂いたJAL常連さんは
    ここで、サービスも低下したと嘆いて見えました^^;Aアセアセ
    でも、JALは、JAL・・・今までANAファンでしたが、これからは・・・
    ただ、鶴丸に戻ると敷居が高そうで敬遠してしまいそうですが(^^)

  7. sig より:

    こんにちは。
    「ドクターシーラボ・アクアコラーゲン」の使用効果をアピールするようなきれいなピアニストのお手手ですね。JALの思い出もすてきです。
    ところでJALはまた鶴のマークを復活させるそうですね。

  8. 私も同じ思い出がありますよ~♪
    福岡空港から初めて一人で羽田に降り立ちました。
    私はテンペストの3楽章でしたけど^^
    懐かしいですね!

  9. うさ より:

    >こうちゃん
    お帰り〜〜?! 鶴丸復活は本決まりになったんですか? っていうか「鶴丸」という言い方はかな〜〜り「通」という感じですね^^ 私、知りませんでしたよ☆
    「アテンションプリーズ」私も見ていました! もちろん紀比呂子さんが主演していた方です!!!(いまどきの人は堀ちえみさん、とか上戸彩ちゃんとかスッチー・ドラマはそちらの方がピンとくるようですが…)私は断然、紀比呂子さんの出ていた方! 大好きなドラマだったなぁ〜。あれを見てスチュワーデスさんに超憧れた私です♪ 懐かしい〜〜☆

  10. うさ より:

    >kontentenさん
    しゅ、しゅごい〜〜☆ 初めての飛行機体験がいきなり海外だなんてっっっ! さすがです(笑)! いまやkontentenさんはあちらこちら旅行しなれていらっしゃるから、きっといろいろ比較とか出来るのでしょうね〜。日本人のスチュワーデスさんって、痒いところに手が届くように行き届いているから、きっと快適な旅になるんでしょうね。確かに…ずっとJALを愛されてきた方達にとっては、いろいろ辛いことも増えてきているのかもしれませんけれど…。経営も軌道にのれば、以前のサービスが受けられるようになるかも…。そのためには、たくさん利用してあげなくては! ということになってしまいますけれどね(汗)。鶴丸って、敷居高いですか? 私は昔、そのマークを見てきた世代だから(って世代一緒でしたっっっ)、懐かしいな〜と思ったりします。本決まりで復活するといいなぁ〜☆

  11. うさ より:

    >sigさん
    こちらでも「ドクターシーラボ・アクアコラーゲンゲル美白(いやここまでは書いていなかったっっっ)」の宣伝をありがとうございます(爆)。とはいえ、手は年齢が出ますよねぇっっっ。撮った写真がしわしわで相当な努力をして加工いたしましたよ(笑)。しかもピアノを弾いているように指を一生懸命動かしていたつもりなんですけれど、結局、こんな筋肉の使い方じゃあ酷い音しか聞こえてこないじゃないかという感じの仕上がりでございます(わかる人にはわかるはず…)。
    やっぱり鶴のマーク復活なんですか!! 噂では聞いていたのですが、本決まりには至っていない段階だったので、嬉しい限りです♪

  12. うさ より:

    >フレンドリー2010さん
    なんだか、めっちゃ嬉しいですよ〜〜〜〜〜☆ 同志がここに!!!!! っていうかギャルズトークしたいですね〜〜☆ やっぱりそうでしたか。初めて降り立った時、浜松町からモノレールで…というお決まりパターンで、電車もキョロキョロしながら乗っていた私です。しかも東京は危ないからと、現金を腹巻き状態で巻き付けるものを母が手づくりしてくれたことは、年頃の娘としては、ちょっと恥ずかしかったけれど、今となっては良い思い出になっています^^v
    テンペストの3楽章! これ大好きです☆ お友達がやっぱりこの曲で受験して、めっちゃ羨ましかった。けれど、大学に入ってから「あほやねんのテーマ曲」と知って爆笑しちゃいましたが…(メロディーを♪あほやねん、あほやねん、あほやねん、あほやねん…と追っていくのです)

  13. chicory より:

    素敵なエントリー!
    私が最初に乗ったのは3歳か4歳の大昔。ほとんど覚えてませんが、当時、超気に入っていた真っ赤なバスケットを持って乗ったのだけは記憶しています。あ、でも、そんな昔だとジャンボじゃなかったかもしれませんねw
    二度目は、うささんと同じく、大学受験のとき。友達と二人でわくわくしながら乗ったことを思い出します。学生時代は、2,3度しか乗れませんでしたが、就職してから、20代は月に一度ペースで乗る羽目に。受験のときはあんなに胸が躍って、CAのお姉さんにお茶やお菓子をいただいて目を輝かせていたのに、すっかりすれてしまいました・・・。当時は係員さんといっしょに羽田を猛ダッシュしたことも一度や二度ではありません(遅刻気味だったんで)。それもいい思い出です。

  14. moz より:

    飛行機は昔から大好きです。子供のころはプラモデルで、ゼロ戦とかメッサーシュミットとか、たくさん作って天井から糸でつっていましたし、写真も羽田によく撮りに行っていました。
    今でも、飛行機大好き。 ^^
    最近は、出張が少なくてあまり乗る機会がないのですが、ANA機内誌「翼の王国」を読むのも楽しみです。
    うささんは北海道のご出身なんですね。それでは、飛行機も乗る機会はありますよね。自分は、ほんと、子供のころは飛行機なんて見に行くだけのものでした。なーーるほど3楽章はあほやねん!! 語呂合わせちょうど良いです。面白い・・・、けれど、今後この曲聴くと常にこの言葉が浮かんできそうです(笑)
    ちょっと困る  ^^;

  15. きこじじ より:

    私も、飛行機に乗るのってワクワクドキドキしました。
    以前、ピアノ関係の記事でKのご出身と見ましたが…上水のですか?なら、私も同じ学校出身で~す(^^)

  16. うさ より:

    >chicoryさん
    わぁ〜☆ chicoryさんもエントリーありがとうございます^^
    ずいぶん小さな頃に飛行機に乗られたんですね。真っ赤なバスケットを持ってっていうのが、すごく可愛らしくて、想像力をかきたてられますね♪ 
    受験はお友達と一緒だったんですね。それは心強いかも! ちょっとした修学旅行気分かもしれませんよね♪ 就職されてからは、おそらく海外でのご活躍…と想像しておりますが。素晴しいキャリアとなっていそう♪ こうして改めて自分と飛行機の関係を振り返ってみるなんて今まで考えてこともなかったから、今回は良い機会になりました♪ 素敵なコメントをありがとうございました!

  17. うさ より:

    >mozさん
    ををを…! そうでしたか。確かに男の子は飛行機のプラモデルとか凝っている子はかな〜〜り本格的な物を作っていたような記憶があります。写真もたくさん撮られたんでしょうね。
    他社ではございますが…「翼の王国」私も結構、読んでいて実は1冊だけ持ち帰ったくらい気に入ったのがあったんですよ^^; シロクマの表情豊かな写真が載っていて、今でも捨てられずにとってあります。そのカメラマンさんのブログを見つけたりもしましたし♪ 今手元にないので、URLは貼れませんけれどね。
    「あほやねん」は、ぜひいろいろな演奏家の様々な「あほやねん」の表情を堪能してください。あと、一緒に最後まで歌い続けてみてくださいませ(えんえんと続きますよ〜〜(笑))。

  18. うさ より:

    >きこじじさん
    なんと! 同じ学校の出身でしたか〜〜(喜)☆ そうですよ〜〜。某上水のあたりの学校です。私は2年間寮生活をしていました。幼教だったので、ピアノとか歌とかは……ですけれど…ね(笑)。大学の講義が毎日すごく楽しくて、人よりも余計に単位をとったりしたものです。あのあたりに、2年くらい前に一度行ったのですが(親戚がいるのです)、すっかり変わってしまっており、道に迷いました(汗)。うっそでしょ〜〜って自分ツッコミしたくらいです。かなり都会になっていますよ〜って、きこじじさんはお若いから、通われていらした時代からは変わっていないのかもしれないですけどっっっ(自滅)。

  19. ぴんくま より:

    ボーイング747、花形ですよね~v
    憧れるにふさわしいと言うか。
    引退なんて、さみしいです。

  20. うさ より:

    >ぴんくまさん
    そうですよね〜〜〜☆ やっぱりボーイング747っていう名前はみんな知っていますし、王道って感じですよね^^ 昔から馴染んできた飛行機で、ずっと変わらずにあったから…余計に寂しい気持ちになってしまうみたいです。ぴんくまさんも、やっぱり同じ気持ちなんですね♪

  21. こんにちは♥
    初めて飛行機に乗れたときのあのワクワク感は今でも忘れられませんよね♥
    現王園後援会に入ってくださってありがとうございました((*´U`)ノこれからも宜しくお願いしますっ!
    Byねね

  22. うさ より:

    > 今造ROWINGTEAM@ねねさん
    こんばんは♪ コメントありがとうございました♪ 飛行機は確かにわくわく感がありますよね。ねねさんたちは、遠征とかだとやっぱり船で移動なんでしょうか? 船旅も良さげですね^^ 
    現王園後援会はどんな活動をしているのかしっかりチェックもせずに、ねねさんファン倶楽部だと思って入りました^^*
    mixiはあまり出没しておりませんが、どうぞ宜しくお願いいたしま〜す☆ 応援していますからね〜〜☆

  23. しょうた より:

    素敵なお話しですね。
    うささんは今でも純粋ですよ!

  24. うさ より:

    >しょうたさん
    レス遅れてごめんなさい。
    しょうたさんの方が飛行機に関してはたくさんの思い出があるような気がします^^ 今度ぜひ教えてくださいね♪
    >純粋
    ををを…世の中、だまされないように、上手に渡っていってくださいね〜〜(汗)。

  25. shige より:

    はじめまして^^
    僕も飛行機好きです。
    システムとかを勉強すると
    複雑すぎて嫌いになってきますが・・・笑
    あぁ~
    飛行機乗りたいです!

  26. うさ より:

    >shigeさん
    はじめまして♪ コメントありがとうございます! すごく嬉しいです。先ほど少しだけshigeさんのブログを拝見させていただきました(後ほどまたゆっくりお邪魔しますね^^) 整備士さんの勉強をされていらっしゃるんですね。すごい!! 何年か前に柴崎コウさんがドラマで整備士の役をされていたけれど、カッコイイですよね♪ 飛行機が飛べるのも整備士さんがいらっしゃるから。複雑過ぎるというのも頷けます。そういう方たちの努力があって、かっこよく飛べるのが飛行機ですよね^^

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