母の日のご提案 ─2011年─
こういう時だからこそ、暖かい気持ちでお母さんに「ありがとう」って伝えたい。今まで自分が生きてきた中でやっぱりなんだかんだいっても唯一の味方であり続けてきてくれたお母さんなのだから。
私の母親は今、北海道に住んでいるので、今回の地震では被害を受けたわけではなかったけれど、連日連夜の報道で神経がまいってしまったようなんです。私がちょうどお風呂に入っていた時に、母から電話がかかってきたらしいのですよね。たまたまいた夫が電話をとり、じっくりと話しを聞いてくれたことで母も落ち着きを少し取り戻したようでした。夫に感謝です…。

心の「ゆとり」を取り戻してあげたい…。そんな想いが今年は一層強くなりそうです。
今年の「母の日」には、一瞬でも気持ちがふっと緩んでもらえるようなそんな贈り物をしたいな…と思っています。そろそろ私たちも贈る手配を整えないと! 忘れないように…ね。
今年は5月8日(日)が母の日です。贈り物の手配には少しお時間が必要なので、そろそろしぼっていきたいですよね。
日比谷花壇さんの今年(2011年)の母の日商品
心ある贈り物を揃えてくださっている日比谷花壇さんの今年の母の日商品を2回にわけてお伝えしていこうと思います。
★ 昨年の1番人気、アレンジメント「メルシーロゼ」と「メルシーオランジュ」


まずは、恒例のカーネーション・アレンジメントのご紹介。毎年少しずつ器の形やデザインが変わっておりますが、愛され続けているアレンジメントです。
私も昨年こちらのロゼ系を実家の母に、オレンジ系を義母に贈りました。
器は日比谷花壇さんのオリジナルで、今年はポピーの絵柄です。約150年前の絵柄をもとに描かれたのだそうですよ。その器に合わせたお花の彩りでカーネーションとバラでのグラデーションがとてもゴージャスに見えます。

使用されているカーネーションが、かなり大ぶりで見栄えがし、昨年、1番人気だったということも頷けます。

カーネーションがどれだけ大きめか、持ってみると伝わるでしょうか…? と思って持ってみました。片手で持つとかなりずっしりと重たくて大変だったのですが(笑)、本当に1輪1輪が素敵なんですよね。それがたくさんぎゅ〜っと入っているアレンジメントなんです。
ローズ系のアレンジは気品の中に優しさが溢れ、オレンジ系はビタミンカラーで元気が出そう。どちらも今欲しいカラー・アレンジですよね♪
★ セットもの
日比谷花壇さんのセットものは一緒につけてくださる商品にもとてもこだわりのある物ばかり。
例えば、とらや「小形羊羹5本入」のセット。
小倉羊羹(ようかん)「夜の梅」、黒砂糖入り羊羹「おもかげ」、抹茶入り羊羹「新緑」、蜂蜜入り羊羹「はちみつ」の詰め合わせでとらやさんと日比谷花壇さんの夢のコラボが実現! 実はとらやさんは今までどこの会社ともコラボをしたことがないという会社なのだそうです。日比谷花壇さんの「心」に同調して初めてコラボしたのが昨年の12月。そして今回「とらや」さんの大切な味の「羊羹」とのコラボが実現したということです。

上記はカーネーションの花束ととらやの羊羹のセット。このカーネーションの花束は、鉢物やアレンジメントなどにすることも出来るんですよ♪
この企画を担当された日比谷花壇のS水さんのお話を伺いました。

どうして「とらや」さんとコラボしようと思われたのですか?

まず、日本中で誰もが知っているお菓子屋さんは「とらや」さんだと思いました。歴史のあるお菓子屋さんですし、原材料などにもこだわられていらっしゃるので、まちがいない物だと思ったのです。
「母の日」は、自分のお母さんと義理のお母さんにも贈られる場合も多いので、やっぱり信頼出来るお菓子屋さんがいいなと思い、どうしても「とらや」さんとコラボしたく、交渉を続けました。

この交渉はかなり難航したと伺っております。が、「とらや」さんは通常お歳暮やお年賀などで羊羹の販売が多かったそうで、新しい需要として「母の日」も考えていきたいとニーズがマッチし、日比谷花壇さんと歩み寄られることになったのだそうです。

はい、全種類いただきました。どれも美味しかったのですが、しいていえば、定番の「夜の梅」がシンプルで美味しかったです。あと「おもかげ」も黒砂糖の味がとても良いですよ。

小豆を煮る作業から完成まで3日かかるというこの羊羹。手間ひまを惜しまない工程によって「とらや」さんの味が生まれ、炊き上がった羊羹の練り具合の見極めを熟練した職人さんたちがご自身の目で一つ一つ確かめられるというこだわりよう。
今年は甘党の実家の母にはこれを贈ろうと私はすでに心に決めています^^
〈追記〉
先日、「被災地に届ける母の日のプレゼント」「被災地 母の日 プレゼント」等の検索ワードでこのページに来てくださった方がいらっしゃいました。羊羹はとても日もちする物ですし、お花で心を和ませていただく…まさに最適なプレゼントじゃないかな…と思います^^*
その他にも素敵な商品がまだまだ揃っておりますので、もっと詳しく知りたい方は下記バナーからどうぞ♪

●日比谷花壇さんが考えるフローリストとしての役目
母の日とは少し離れてしまうのですが…日比谷花壇さんでは、今回の東関東大震災への支援として、「フローリストだからこそ出来ること」を考えられたのだそうです。そして、亡くなられた方に花を手向け、少しでもあたたかくお見送りすることや被災地の方々の心を少しでもあたためたい等の想いから「絆の花」という支援金サイトが立ち上がりました。
上記「母の日」ギフトの売上の一部をもとに献花や祭壇のお花を提供されていかれるのだそうです。
後編「心を伝える『母の日』の花贈り〜日比谷花壇の作り手が語る「喜ばれる顔が見たくて…」に続く
コメント
こんにちは。
「大輪のバラ」とは言いますが「大輪のカーネーション」とは言いませんね。でもこれは圧倒的。堂々たるカーネーションですね。器の色彩との取り合わせ、なるほどと感心しました。でも、カーネーションとようかんという取り合わせが意外でした。笑
どれも綺麗ですね~!
でも、うちの母なら花より団子かな?(=’m’) ウププ
「母の日」かぁ~
そういえば、もう亡くなって10年になるんだなぁー、
今年は何か、買ってきて供えてあげよう。^^*
>sigさん
本当にこれは圧倒的な大きさと美しさ、質の良さではダントツという感じのカーネーションです♪ 日比谷花壇さんのフローリスト(デザイナー)さんたちの洗練されたセンスが素敵ですよね。羊羹との組み合わせは、「お母さんへの愛」の形かな…?(笑) 女性はいくつになっても甘い物が好きだから、年齢に応じて組み合わせられるスイーツも何種類かあるんですよ^^ 今回はその中でもピックアップして羊羹を取り上げてみました♪
>明さん
うふふ^m^ 花より団子ならやっぱりスイーツとの組み合わせがお薦めですね〜〜☆ お花もとっても綺麗だから、欲張って組み合わせてみて欲しいです♪ 組み合わせ方もいろいろあるんですよ♪
>こうちゃん
うっかりすると私も忘れそうになっておりましたが、もう「母の日」のことを考える時期にきているようです。こうちゃんのお母様、亡くなられてから10年経つんですね。もちろん間でお墓参りとか行かれているのでしょうけれど、お彼岸とはまた違った意味でお母様のことを想ってあげる時間を持つのも良いと思います^^